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2020.06.13
6月13日、「大学の危機をのりこえ、明日を拓くフォーラム(大学フォーラム)」主催でオンラインシンポジウム「コロナ危機のもとでの学生支援」が開催され、全院協から、梅垣議長がシンポジストとして報告・発言しました。
梅垣議長の冒頭報告では、6月1日から始まった大学院生の研究・生活実態に関するアンケートの結果(11日現在)に基づき、コロナ禍の下で大学院生がいかに生活上も研究上も困難にさらされているか、政府の支援策が従前からいかに不十分かということについて報告しました。
シンポジウムでは他に、高等教育無償化プロジェクトFREE、Change Academia、全国大学高専教職員組合、日本私立大学教職員組合連合、東京地区私立大学教職員組合連合、日本科学者会議の代表が発言し、約150人が参加しました。
質疑応答・討論では、学生や大学院生の要求の詳細やコロナ禍における大学の教職員の労働実態が語られました。学生支援に必須である高等教育への公的支援拡充のためにどのような運動が求められるかという点について、高等教育の権利性や、高等教育も公教育であって誰にでも開かれるべきものであることを社会に訴えていくことや、大学関係者だけでなく、他のさまざまな社会運動とも連携していくべきことが述べられました。